初診ご予約・ご相談専用

072-806-4618

治療中・再診の方専用

072-806-4618

[診療時間] 9:30~13:00 / 14:30~18:30 日曜・祝祭日休診

お役立ちコラム

blog

2024.12.23

ブリッジ治療は痛い?ブリッジ治療の詳しい方法や費用を解説!

虫歯や歯周病、外傷などで歯を失ってしまった場合の治療方法として、ブリッジというものがあります。

ブリッジ治療とは、歯を失った箇所の両隣にある歯を土台として、人工の歯を装着するという治療です。

イメージとしては、欠損の左右の歯から橋渡しするように義歯を支えるというもので、多くの方がブリッジによる治療を受けています。

歯を失った際のブリッジ治療…その痛みは?

メジャーな治療方法であるブリッジですが、患者様の中には「痛いのではないか?」という不安から、なかなか治療に踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。

まずはブリッジ治療について、痛みはないのか?そもそもブリッジ治療はどのように行うのか?など、詳しい情報をご紹介していきます。

ブリッジ治療自体に痛みはほとんどありません

ブリッジ治療が痛いのでは、という不安については「特に激しい痛みを感じるリスクはほとんどない」と言ってもいいでしょう。

左右の歯をある程度削るため、歯に刺激が走ることはありますが、治療時に麻酔を必要とするレベルの激しい痛みを覚えることはほぼありませんのでご安心ください。

ブリッジで痛みが出るケース

ブリッジ治療で痛みが出るケースとしては、治療後のトラブルや虫歯の再発が考えられます。

例えば、ブリッジをかけるために削った歯の神経が刺激されて痛みが出ている、ブリッジの高さが合わず噛み合わせが悪くなってしまった、患部の近くで虫歯が再発しているなど、ブリッジ自体ではなく、その周囲や全体のバランスが原因であることが多いです。

ブリッジで痛みを感じた際の対処法

ブリッジ治療の後で痛みを感じた場合は、その原因に合わせた処置を行う必要があります。

まずは治療を行った歯科医院でブリッジに問題がないかチェックを受けるようにしましょう。

ブリッジの高さが合わず痛みが出ている場合には、高さの調節をしてもらうことで痛みが改善されます。

虫歯や神経に接触しているなどのトラブルがあった場合にも、必要に応じた処置を受けることで痛みを取り除くことができます。

ブリッジの治療の流れ

ブリッジ治療で強い痛みを感じるリスクが低い、ということを知っていただいたうえで、より安心して治療を検討できるよう、以下ではブリッジ治療の流れについて紹介していきます。

詳しい流れは歯科医院によっても異なるため、気になる点は事前のカウンセリングや検査の際に相談してみることをおすすめします。

1.虫歯など問題箇所の治療を行う

ブリッジ治療を必要とするケースは、何らかの問題によってすでに歯を失っているということです。

もしくは、重度の虫歯や歯周病で歯を残すことが難しいと判断された場合に、抜歯処置を行ったうえでブリッジを装着することもあります。

まずは患部の治療を行い、ブリッジがかけられる状態を作ります。

2.欠損箇所に隣接する歯を削る

歯を失った部分に隣接する歯を削って土台を作っていきます。

健康な歯を削る必要があるため、患者様には事前にその旨をしっかりとお伝えし、納得いただいたうえで治療を進めていきます。

3.お口の型取りをする

しっかりフィットするブリッジを作成するために、お口の型取りを行います。

専用の粘土のような素材で型取りをして、噛み合わせにも考慮しながらブリッジを設計していきます。

ブリッジを装着するまでの期間は仮歯を装着するため、見た目に欠損が目立つことはありません。

4.作成したブリッジを装着する

ブリッジが完成したら、仮歯を外してブリッジの装着を行います。

欠損箇所と土台部分をきちんと清掃して、専用の接着剤を用いて装着していきます。

5.高さや噛み合わせを調整する

ブリッジをかけた後は、きちんと噛める状態にするための微調整を行います。

義歯の部分を少しずつ削って噛み合わせを調整しながら、違和感なく噛める状態を作っていきます。

ブリッジ治療の費用について

ブリッジ治療は、基本的に保険診療の範囲内で治療を行うことができるため、なるべく費用をかけずに欠損の治療を行いたい方にもおすすめです。

患者様のご希望があった場合には、自費診療の素材を用いて治療を行うことも可能です。

自費診療の素材は、保険診療の素材よりも審美性に優れていること、耐久性があることなどのメリットがあります。

以下では、保険診療と自費診療それぞれの費用の目安について紹介していきます。

保険診療の範囲内で使用できる素材を用いる場合

保険診療の範囲内で行うブリッジ治療は、一律で治療費が定められているため、どの歯科医院であっても同じ費用で治療を受けられます。

欠損の箇所や本数によって費用は異なりますが、よくブリッジ治療が用いられる奥歯のケースでは1万5千円〜2万円程度で治療を行うことができます。

前歯の治療になると2万円〜4万円程度と費用も高くなりますので、治療前にきちんと確認しておくようにしましょう。

自費診療の素材を用いて治療を行う場合

自費診療のブリッジでは、患者様が希望する素材を用いてこだわりの治療を行うことができます。

歯科医院によって費用が異なるため、詳しい金額は事前に歯科医院で確認する必要があります。

相場としては1本あたり5万円〜15万円ほどとされています。

使用する素材、欠損の本数、欠損箇所によっても費用が変動するため注意が必要です。

「痛くない」以外の、ブリッジ治療のメリット

ブリッジ治療は、痛くない以外にもさまざまなメリットがあります。

以下では、ブリッジ治療における患者様のメリットについて紹介していきます。

取り外しの手間がなく、しっかり噛める

ブリッジは、入れ歯のように患者様自身で取り外してケアをする必要がありません。

しっかりと歯に固定するため、噛む度にズレるといった心配もありません。

見た目の問題や手入れの手間などから、入れ歯には抵抗があるという方でも、ブリッジなら無理なく治療を受けてしっかり噛める状態を再現することができます。

インプラント治療よりも負担を抑えられる

ブリッジは、自費診療を用いてもインプラントより遥かに費用を抑えた治療が可能です。

また、インプラントのように外科処置を行う必要がないため、治療期間も短く、リスクも少ないというメリットがあります。

ブリッジ以外の欠損を補う選択肢

ここまで、ブリッジ治療についての詳細やメリットをお伝えしてきましたが、歯の欠損を補う方法はブリッジ治療だけではありません。

例えば、入れ歯治療でも保険診療の範囲で処置を行うことができますし、ブリッジ以上の噛み心地を再現したい場合にはインプラントという選択肢もあります。

どの治療方法にもメリットとデメリットがありますが、中でもブリッジ治療は外科処置を伴わないこと、装着時に痛みや違和感が少ないことなどの魅力があります。

欠損の治療について検討されている場合には、さまざまな選択肢をしっかりと比較したうえで、ご自身が納得できる方法を用いてしっかり噛める状態を作っていきましょう。

まとめ

ブリッジ治療は、失った歯を補う治療の選択肢の一つです。

隣接する歯に橋渡しをするように義歯をかける治療で、基本的に強い痛みが起こるリスクはありません。

慣れるまでは噛み心地に違和感を覚えることがあるかもしれませんが、歯を削る痛みや装着する痛みはないため、安心して治療を検討いただけたらと思います。

健康な歯を少し削るというリスクはありますが、入れ歯のような手間がなく、インプラントよりも費用を抑えられるため、多くの方が選択する治療でもあります。

「治療が痛そう」という不安からブリッジ治療を先延ばしにしてしまっている方は、ぜひ一度歯科医院で治療について相談してみることをおすすめします。

歯の欠損を補う方法は、ブリッジ以外にもあるため、納得のいく方法でお口の改善に取り組んでいきましょう。

この記事の監修医師
ヨクシオファミリー歯科住道
小川 浩之
患者様がご自身の歯を清掃しやすい環境を整えるお手伝いをすることです。それぞれの患者様には目指すゴールがあり、その実現には正しい情報が欠かせません。その情報をお伝えするのは私たちの役割だと考えています。これまで培ってきた知識と経験を最大限に活かし、患者様と一緒に最適なゴールを見つけ、前進していけるよう全力でサポートいたします。

pagetop