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2025.03.22

小児矯正の1期治療と2期治療は何が違う?2期治療が必要なタイミングも紹介

「小児矯正には1期と2期の段階があることは知っているものの、自分の子供にはどちらの治療が必要なんだろう?」

「1期と2期、それぞれの治療内容の違いを知りたい」

小児矯正治療について、このような疑問を持つ親御さまも多いのではないでしょうか。矯正治療の全体像が掴めないと、どう行動して良いのかわかりにくいのも無理はありません。

本記事では、1期治療と2期治療の違いを説明しつつ、子供の矯正治療の必要性を説明しています。小児矯正について悩みを抱えている親御さまはぜひ、記事内容をご確認ください。

 

小児矯正の1期治療とは?

小児矯正の1期治療とは、歯の成長を利用して矯正治療を行う方法です。子供の顎の骨が狭い場合や、上下の顎の骨のバランスが悪いと本来生えてくるはずの永久歯が生えてこず、歯並びが悪くなってしまいます。そこで、1期治療にて歯がきれいに生えてくるためのスペースをしっかり確保します。

歯を動かすというよりも、これから生えてくる永久歯のための土台作りをしっかりする、というイメージです。土台作りがしっかりしていれば、将来歯並びや噛み合わせが著しく悪化することはありません。

 

適切な1期治療の開始時期と期間

1期治療をスタートできるのは、一般的に3歳からと言われています。早ければ早いほど良い、というわけではありません。1期治療にこだわらずに、2期治療から矯正をスタートしても良い場合もあります。

1期治療の必要性は素人では判断できません。歯科医院でのカウンセリングを経て、どのような歯並びを実現したいのか、留意点など打ち合わせの上、治療方針を決定する必要があります。

矯正治療のスタートのタイミングは個人差がありますので、気になる場合は歯科医師へ相談してみましょう。

1期治療の期間はおおむね2年から4年程度です。

 

2期治療とは?

2期治療は永久歯が生え揃ってから行う矯正治療のことで、成人の矯正と同じ治療のことを言います。一般的に1期治療で永久歯が生えてくる土台を整えておけば、2期治療での矯正がスムーズにできると言われています。

 

適切な開始時期と期間

永久歯が全て生え揃うのは小学生高学年から中学生頃です。したがって、2期治療をスタートするタイミングは、年齢で見ると7歳から14歳の間ということになります。

顎の成長に問題はないものの、永久歯の生え方が微妙な場合は、1期治療なしで2期治療から矯正治療をスタートするケースもあります。

一般的な2期治療の期間はおおむね1年から3年程度です。

 

1期治療と2期治療の繋がり

小児矯正は「1期治療で土台を作って2期治療で歯並びを整える」という流れが基本です。1期治療から2期治療まで長いスパンで良い歯並びを作ることを考えておくと、無理なくきれいな歯並びを実現できる可能性が高くなります。

仮に永久歯の歯並びが悪い場合でも、1期治療を済ませておけば、矯正治療に長い時間がかかることはありません。

 

1期治療のみで良いケースと2期治療が必要なケース

1期治療のみで歯並びが整うケースもありますが、多くの場合は2期治療で最後の仕上げを行いきれいな歯並びに整えます。

1期治療で完結する場合は、主に以下のケースです。

 

  • 骨格が健全で特に問題がない
  • 歯並びがそれほど乱れていない
  • 歯のサイズが小さく、永久歯が無理なく生えるスペースがある

 

以上の条件がクリアできていなければ、2期治療で矯正治療の仕上げを行います。

1期治療を終えてすぐの段階では2期治療の必要性が判断できないため、しばらく様子をみながら今後の矯正治療の必要性を検討することになります。

 

1期治療と2期治療で使用される矯正装置の違い

1期治療で使用される矯正装置は、顎の成長を促すことを目的とすることが多く、成長に伴って顎の骨の拡大をサポートする装置が主流です。また、悪い癖を改善するための装置も使われます。

すでに歯が生え揃っている2期治療では、ワイヤー矯正やマウスピース矯正がほとんどです。

 

1期治療で使われれる主な矯正装置

1期治療で使用される主な矯正装置は次のとおりです。

 

  • 拡大床
  • プレオルソ
  • インビザライン・ファースト
  • 急速拡大装置
  • ヘッドギア

 

それぞれの装置について詳細を説明します。

 

拡大床

拡大床はレジン製のプレートとワイヤー、ネジの3つを組み合わせて製作された、取り外しができる矯正装置です。プレートを上顎にフィットさせて、歯にワイヤーをかけて固定します。

埋め込まれたネジを回すと、歯列を少しづつ外側に広げることができます。食事と歯磨きの時は自分で外すことができるため、口腔内をきれいに維持しやすいメリットがあります。

拡大床では、顎の骨そのものを広げることはできません。歯をかたむけて歯列を広げます。

推奨される装着時間は1日およそ12時間〜15時間です。

 

プレオルソ

プレオルソは、柔らかい素材でできたマウスピースタイプの矯正装置です。指しゃぶりや舌癖などの悪癖改善の他に、口の周りの筋肉を鍛えるためにも利用されます。

子供の頃は体が成長過程にあるため、口の周りの筋肉バランスを整えやすい時期でもあります。

そこでプレオルソを活用し、悪癖を改善しつつ大人の歯が生えてくるための土台を作る、というわけです。

推奨される装着時間は睡眠中と日中1時間〜2時間程度なので、子供への負担は最小限に抑えられます。

 

インビザライン・ファースト

インビザライン・ファーストは子供向けに製作されたマウスピース矯正です。インビザライン・ファーストの歴史は浅く、日本でスタートしたのは2018年からです。

基本的には大人のインビザライン矯正と変わりはありません。

 

急速拡大装置

急速拡大装置とは、歯列だけでなく上顎の骨の横幅を広げる装置です。上顎が小さいことで歯が重なっていたり、きれいに噛み合わなかったりする場合に使います。将来的な歯並び改善だけでなく、口呼吸の改善など、健康面にも良い影響が期待できる装置です。

拡大床よりもワイヤーが太いため、拡大のための強い力を加えることができます。

基本的には3ヶ月から4ヶ月程度は装置をつけたままにして治療を進めます。

 

ヘッドギア

ヘッドギアは、上顎が成長しすぎることを抑止しつつ、出っ歯を改善するために使われる矯正装置です。

顔の金属を固定するためのフェイスボウと上顎の奥歯につけるアタッチメント、頭と首に装着するヘッドキャップやネックバンドで構成された矯正装置です。

頭を固定の起点として、ゴムで上顎の骨を後に引っ張って、上顎の骨の成長を抑制します。

就寝時の使用が基本で、最低でも8時間、可能であれば10時間から12時間の装着が推奨されています。治療期間はおおむね数ヶ月ほどです。

 

まとめ

1期治療は顎の成長を利用しつつ、永久歯が正しく成長するための土台を整える矯正治療です。2期治療では、生えてきた永久歯の歯列を整えつつ、きれいな歯並びのための仕上げを行います。

基本的には1期治療から2期治療へ繋げて行われることが多いですが、あえて2期治療からスタートするケースや、1期治療のみで完了するケースもあります。

矯正治療の計画は、専門家でないと判断ができません。子供の歯並びが気になる方は、まず歯科医院へ相談することをおすすめします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。お子様の歯でお困りの方はヨクシオファミリー歯科住道までご相談くださいませ。