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2026.08.17

熱中症対策の水分補給はお口にも大切!夏の口臭と乾燥に注意

暑い日が続く夏は、熱中症を防ぐためにこまめな水分補給を意識する方も多いのではないでしょうか。
実は、水分不足は体だけでなく、お口の中の状態にも関係します。汗をたくさんかくことで体の水分が失われると、お口の中も乾燥しやすくなります。唾液が減ってお口の中が乾燥すると、細菌や汚れが残りやすくなり、「最近、口臭が気になる」と感じることがあります。 
特に年齢を重ねた方は、お口の乾燥をはじめ、噛む・飲み込む・話すといった口腔機能にも変化が起こることがあります。ご本人が気づかないうちに変化している場合もあるため、ご家族が「最近、口が乾いているように見える」「食事中にむせることが増えた」などの変化に気づくことも大切です。
この記事では、なぜ夏に口臭が気になりやすいのか、お口の乾燥との関係や夏にできる口臭対策、年配の方が気をつけたいお口の変化について、わかりやすく解説します。

 

夏になると口臭が気になるのはなぜ?

暑い夏に口臭が気になりやすくなる理由の一つが、お口の乾燥です。
夏は気温が高く、汗をかく機会が増えます。汗をかけば、その分だけ体から水分が失われるため、こまめな水分補給が大切になります。特に暑い屋外で過ごしたときや、長時間汗をかいているときは、気づかないうちに水分が不足していることもあります。
水分が不足すると、お口の中も乾燥しやすくなります。ここで重要なのが唾液です。
唾液には、お口の中を潤すだけでなく、食べかすや細菌などを洗い流す働きがあります。つまり、唾液はお口の中を清潔に保つために欠かせない存在です。
ところが、お口が乾燥して唾液が少なくなると、唾液によって洗い流されていた細菌や汚れが残りやすくなります。その結果、お口の中の環境が変化し、口臭が気になりやすくなることがあります。
このように、夏の口臭には、
暑さ・発汗

体の水分が失われる

お口が乾燥する

唾液が減る

細菌や汚れが残りやすくなる

口臭が気になりやすくなる
という流れが関係することがあります。
だからこそ、夏は熱中症を防ぐためだけでなく、お口の健康を守るという意味でも、こまめな水分補給を意識することが大切です。

 

唾液が減ると、なぜ口臭につながるの?

唾液は、口臭との関係だけでなく、食べる・話すなど、お口のさまざまな働きを支える大切な存在です。
たとえば、食べ物を唾液で湿らせることで飲み込みやすくしたり、舌や口の中を潤してスムーズに動かしやすくしたりする役割があります。また、唾液にはお口の中の環境を整える働きもあります。

そのため、唾液が少なくなってお口が乾燥すると、口臭だけでなく、

  • 口の中がネバネバする
  • 舌や口の中が乾いて話しにくい
  • 食べ物が飲み込みにくい
  • 食事がしづらい

といった変化を感じることがあります。
「口臭が気になる」という変化は、単ににおいの問題として捉えるのではなく、お口が乾燥していないかを見直すきっかけにもなります。
特に年齢を重ねると、お口の乾燥を感じる方も少なくありません。夏の暑さによる一時的な乾燥だけでなく、普段からお口の乾燥が続いている場合は、「ドライマウス」と呼ばれる状態が関係している可能性もあります。
では、ドライマウスとはどのような状態なのでしょうか。

お口の乾燥が続く「ドライマウス」にも注意

暑い時期の水分不足による一時的な乾燥だけでなく、普段から「口が乾いている」「口の中がネバネバする」と感じる場合は、ドライマウス(口腔乾燥症)が関係している可能性があります。
ドライマウスとは、唾液の分泌量が減るなどして、お口の中が乾燥した状態のことです。口の乾燥が続くと、口臭が気になりやすくなるだけでなく、食事や会話などにも影響することがあります。
また、お口の乾燥には、水分不足だけでなく、加齢や服用している薬、口呼吸など、さまざまな要因が関係する場合があります。
そのため、暑い時期だけでなく、普段からお口の乾燥が気になる場合は、単純に「水分が足りないだけ」と考えないことも大切です。
ドライマウスについては、原因や症状、日常生活でできる対策など、もう少し詳しく知っておきたいポイントがあります。詳しくは、こちらの記事もご覧ください。

併せて読みたい関連記事▼
ドライマウスの症状と原因|放置リスクと対処法を解説

 

夏の口臭を防ぐためにできること

夏の口臭を防ぐためには、お口の乾燥をできるだけ防ぎ、口の中を清潔に保つことが大切です。毎日の生活の中で、次のようなことを意識してみましょう。

夏の口臭対策 ポイント
こまめに水分補給する 喉が渇いてからではなく、無理のない範囲で日常的に少しずつ水分をとる
歯磨きでお口を清潔に保つ 歯の表面だけでなく、歯と歯の間なども丁寧に清掃する
舌の汚れをチェックする 舌苔が気になる場合は、舌ブラシなどでやさしく清掃する
よく噛んで食べる 食事の際によく噛むことで、唾液が出やすくなる
口呼吸をできるだけ避ける 普段から口が開いていることが多い場合は、口呼吸になっていないか確認する

特に年配の方は、喉の渇きを感じにくくなっている場合もあるため、「喉が渇いたら水分をとる」だけでなく、普段からこまめに水分をとる習慣を意識しましょう。
また、ご家族が「最近あまり水分をとっていないようだな」と感じたときは、無理のない範囲で声をかけてあげることも大切です。
夏の口臭対策は、特別なことをするのではなく、水分補給・お口の清掃・唾液が出やすい習慣を毎日の生活に取り入れることから始めてみましょう。

 

夏の口臭、もしかしてお口の乾燥が原因?セルフチェック

「最近、口臭が気になる」と感じたら、まずは夏の水分不足やお口の乾燥が関係していないか確認してみましょう。
次の項目で、当てはまるものはありますか?

□ 暑い日に汗をたくさんかいた
□ 外出や運動などで長時間暑い場所にいた
□ 暑い日に水分をとる量が少なかった
□ 喉が渇いていても、水分補給を後回しにすることがある
□ 最近、口の中が乾きやすいと感じる
□ 口の中がネバネバすることがある
□ 夏になってから、以前より口臭が気になるようになった
□ 朝起きたときに、口の中が乾いていることが多い

いくつか当てはまる場合は、暑さによる発汗や水分不足などによってお口が乾燥し、口臭が気になっている可能性があります。
まずは、日常的にこまめな水分補給を意識し、お口の中が乾燥しないよう心がけてみましょう。
ただし、水分をとるようにしても口臭やお口の乾燥が続く場合は、夏の水分不足だけが原因とは限りません。
特に年配の方は、口臭やお口の乾燥をきっかけに、「噛む」「飲み込む」「話す」といったお口の機能にも変化がないか、一度確認してみるとよいでしょう。 

 

「口臭」だけじゃない?年配の方はお口の変化にも注目

夏の水分不足によるお口の乾燥が口臭につながることがありますが、口臭やお口の乾燥が気になったときこそ、ほかのお口の変化にも目を向けてみましょう。
特に年齢を重ねると、少しずつ「噛む」「飲み込む」「話す」など、お口の機能に変化が現れることがあります。
たとえば、ご家族から見て、

  • 「以前より硬いものを食べなくなった」
  • 「食事中にむせることが増えた」
  • 「食べこぼしが増えた」
  • 「以前より話しにくそうにしている」
  • 「食事に時間がかかるようになった」

などの変化があれば、「年齢のせい」とそのままにせず、お口の状態を一度確認してみることが大切です。
口臭やお口の乾燥をきっかけに、こうした変化にも気づくことができれば、お口の健康を見直すきっかけにもなります。

 

口臭だけじゃない?「口腔機能低下症」という考え方

お口には、食べる・話す・飲み込むなど、毎日の生活に欠かせないさまざまな機能があります。こうした機能は、年齢とともに少しずつ変化することがあります。
歯科では、お口の状態を確認するときに、歯や歯ぐきだけでなく、こうした口腔機能の低下にも目を向けます。
こうしたお口の機能の低下を評価するものの一つに、「口腔機能低下症」があります。 
口腔機能低下症では、次のような7つの項目について評価します。

評価する項目 どのような状態?
口腔衛生状態不良(口腔不潔) お口の中の清掃状態が悪くなっている状態
口腔乾燥 お口の中が乾燥している状態
咬合力低下 噛む力が低下している状態
舌口唇運動機能低下 舌や唇を動かす機能が低下している状態
低舌圧 舌の力が低下している状態
咀嚼機能低下 食べ物を噛み砕く機能が低下している状態
嚥下機能低下 食べ物や飲み物を飲み込む機能が低下している状態

「口臭」や「お口の乾燥」も、こうしたお口の状態を見直すきっかけの一つになります。
「最近、口が乾きやすい」「硬いものが食べにくくなった」「食事中にむせることが増えた」など、以前と違う変化があれば、年齢のせいとそのままにせず、一度お口の状態を確認してみましょう。

 

夏の口臭やお口の乾燥が気になる方は「ヨクシオ歯科 大東住道」へ

暑い季節は、熱中症を防ぐためにもこまめな水分補給が大切です。そして、水分不足によるお口の乾燥は、口臭が気になるきっかけになることがあります。
まずは日頃から水分補給を意識し、歯磨きや舌のケアなどでお口を清潔に保ちましょう。
また、「水分をとっても口臭が気になる」「お口の乾燥が続いている」「硬いものが食べにくくなった」「食事中にむせることが増えた」などの変化がある場合は、単なる夏の水分不足だけではなく、お口の状態を確認することも大切です。
ヨクシオ歯科 大東住道では、口臭などのお口の気になる症状についてご相談いただけます。また、管理栄養士も在籍しており、口腔機能低下症のチェックなどを通して、お口の状態を確認する取り組みも行っています。
「年齢のせいかな」とそのままにせず、ご自身やご家族のお口に気になる変化があれば、一度歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。
夏の熱中症対策をきっかけに、お口の健康についても見直してみましょう。

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この記事の監修医師
ヨクシオファミリー歯科住道
小川 浩之
患者様がご自身の歯を清掃しやすい環境を整えるお手伝いをすることです。それぞれの患者様には目指すゴールがあり、その実現には正しい情報が欠かせません。その情報をお伝えするのは私たちの役割だと考えています。これまで培ってきた知識と経験を最大限に活かし、患者様と一緒に最適なゴールを見つけ、前進していけるよう全力でサポートいたします。監修者プロフィール詳細を見る⇒

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